温泉なのに塩素の臭い⁈

早太郎温泉郷の温泉は正真正銘天然温泉なのですが、源泉温度が約28℃なので沸かさないとお風呂としてご利用いただけません。温泉を沸かすには循環し濾過装置を通すのですが、こうした場合には塩素剤を入れる決まりがあるのです。
ところで温泉をご利用の際、塩素の臭いが気になることもあると思いますが、実は塩素の入れすぎではありません。塩素と汗などのアンモニアが反応して作られるクロラミンが、臭いの原因なのです。各温泉施設では、ご利用のお客様が多い場合などには新しい源泉の流入量を増やす等で浴槽水の品質管理に努めています。

ここで、温泉健康指導士からお願い!浴槽へいきなりドボンはお控えください。臭いの原因になり、お客様のお体にもよくありません。浴槽に入る前の洗体掛け湯は、お湯に体を慣れさせる効果がありますので。

こまゆき荘 温泉健康指導士 小野