早太郎温泉郷について

長野県駒ヶ根市

早太郎温泉郷

場所
長野県駒ヶ根市
温泉施設
12
宿泊施設
10
泉質
アルカリ性単純温泉

早太郎温泉郷は、3つの日帰り温泉・10棟の宿泊施設が立ち並び、各施設に送られている源泉は、別名「美肌の湯」とも呼ばれ、観光客・地元の人々ともに深く愛されています。

早太郎の歴史と物語

続きを読む

中央アルプスの麓に湧く早太郎温泉郷にある古刹・光前寺。 むかしむかし、このお寺で飼われていた山犬は、たいそう強く、走るのが早かったので「早太郎」と呼ばれていました。 そのころ遠州見附(静岡県磐田市)では、秋祭りに村の娘を怪物(老ヒヒ)にお供えするという悲しい風習があったのです。「今宵、今晩、信州信濃の早太郎はおるまいな。このことばかりは早太郎に知らせるな」。その様子を見たお坊さんが旅をする六部という人に「早太郎」を探してくれるように頼みました。 全国を旅するなか、ついに六部は「早太郎」という犬を見つけたのです。六部の話を聞いて光前寺の和尚さんは「早太郎」を送り出します。 祭りの夜、見事、老ヒヒを倒した「早太郎」は、瀕死の重傷をおったにもかかわらず、遠い遠州見附から和尚さんのもとに帰ってきました。「早太郎」はワン!と一声ほえ、そのまま死んでしまいました。和尚さんは「早太郎よ、よくたたかった。強かったな」と頭をなでてあげたと言うことです。 正義をつらぬき、和尚さんと愛情という絆で結ばれた「早太郎」がこの温泉郷のシンボルなのです。

にっぽんの温泉100選

観光経済新聞が毎年行う「にっぽんの温泉100選」では、旅行会社社員など旅のプロによって雰囲気や知名度、泉質などそれぞれのカテゴリで選ばれた温泉地を発表しています。早太郎温泉は過去、「泉質ランキング」部門で100選にランクイン!プロも納得の泉質というお墨付きをいただいております。

泉質は「アルカリ性単純温泉」。
無色透明でにおいもなく、やわらかい肌触りを実感できます。 温泉の効能が体にしっかり浸透し、お肌はしっとりすべすべになります。 爽やかな高原の澄みきった空気のなかで「美肌の湯」を実感してください。